事業者株式会社 単身ボックス引越サービス
代表取締役安居雄二
住所〒216-0022 神奈川県川崎市宮前区平3-16-5-101
メールアドレスinfo@tanshinbox.com
電話番号050-3196-2890
FAX050-3457-9642
取引銀行川崎信用金庫 宿河原支店
事業目的(1)一般貨物自動車運搬業
(2)貨物利用運送事業
(3)貨物軽自動車運送事業
(4)貨物自動車運送事業
(5)貨物取次事業
(6)古物商
(7) 一般及び産業廃棄物処分業
(8)不用品・遺品整理及び処理・処分
(9)清掃業及びハウスクリーニング業

経営方針

弊社は「引越に係る負担を極小化する」ことを理念とし、「単身者の引越に寄与する」「料金の見える化を実現する」「引越の安心をサポートする」を経営方針としています。

そこで、弊社では、若手単身者の引越に注目し、
(1)廉価・均一価格サービスの提供
(2)スマホ(写真)見積サービスの提供
(3)不用品買取りサービスの強化

に特化した営業展開をすることとしました。

この事業を実現するためには、数多い引越業者のなかで、特に若手単身移動者に対して、弊所のサービスをいかにアピールするか、そしていかに質の高いサービスを提供できるかが課題であると考えています。

課題解決のために、
(1)廉価・均一価格サービス『単身ボックス』の周知
(2)LINEおよびそれに代わるメールツール(写真)見積サービスの開発
(3)不用品買取りサービスのタスク化

に注力し、サービス展開を行ってまいります。

弊所の提供するサービスの強み

廉価・均一価格の単身お任せ引越ボックスの提供

弊所では、「とにかく格安で引っ越したい!」「シングルだけどある程度の家具量がある・・・」というニーズに対して、『単身ボックス』:サイズ190㎝×140㎝×180㎝=4.78㎥(大手業者サイズ 104㎝×104㎝×170㎝=1.83㎥)という、大手引越業者の約3倍の容量でありながら、リーズナブル価格設定で提供いたします(距離20km以内)。
この価格設定は、近隣・単身に特化した、不用品の買取りをメインビジネスモデルとする弊所ならではのサービスの強みと考えております。

不用品買取りシステム

一般的には、家財道具等の「モノ」を移動させることが引越と解されていますが、実際には引越に伴っての不用品や廃棄物が相当に発生します。

時間的な余裕がある一般家庭では、事前に廃棄物等の荷物整理を行ったうえで、引越を行ないますが、勤労単身者当の引越では、時間等の余裕がなく不用品や廃棄物が多く発生する傾向があります。

引越に伴って発生する廃棄物は引越者が処理することが原則であり、一般的な引越業者は廃棄物処理(運搬)が出来ません。

そこで、弊所では引越時に発生する不用品を極力リサイクルして活用するとともに、廃棄せざるを得ないものについては弊所が責任を持って処分すべく、古物商許認可と産業廃棄物収集運搬許可の双方を取得いたしました。

これによって、引越時に手間のかかっていた、不用品や廃棄物の処理も一括して弊所へ依頼できるようになりました。
引越時に時間的な余裕の少ない単身引越者にとっては大変有益であり、これも弊所が提供するサービスの強みと考えています。

スマホ見積完結システムの提供

さらに、単身者の引越に関しては、引越単身パックが主流となってきていますが、利用者サイドからは、二つの問題が指摘されています。

①一つ目は、パックカーゴ(専用のゲージ)が思った以上に小さく一つでは乗り切れずに追加料金が必要になるという点

②二つ目は、スマホ・PCでのネット見積は可能であるが、荷物名を個別入力するために手間がかかるという点です。

これらの課題解決のために、
①については(1)廉価・均一価格の単身お任せ引越ボックスの提供でも述べたように、サイズ(容量)を通常の3倍近く(軽トラック1台分)まで広げことにより、追加料金不要の均一価格を実現いたしました。
さらに
③についても、①の実現により多少の誤差は問題ないことから、スマホで室内写真を撮って、弊所事務所へラインおよびそれに代わるメールツールへ写真を送付することによって完結するようにいたします。

上記3点が弊所の提供する事業の強みであり、この強みを活かした事業展開をすることで、単身引越者のニーズに対応するとともに、リサイクル活動を推進することにより地球環境にも優しいWIN・WINの関係を構築することができると確信しております。

利用規約

第1章 総則

第1条(適用範囲)

1項 この約款は、一般貨物自動車運送事業により行う運送のうち車両を貸し切ってする引越運送及びこれに附帯する荷造り、不用品の処理等のサービスに適用されます。ただし、事務所等の移転であって、この約款によらない旨をあらかじめ告知した場合には、適用されません。
2項 この約款に定めのない事項については、法令又は一般の慣習によります。
3項 当店は、前2項の規定にかかわらず、法令に反しない範囲で、特約の申込みに応じることがあります。

第2章(見積り)

第2条
1項 当店は、引越運送及びこれに附帯するサービスに要する運賃及び料金(以下「運賃等」という。)について、試算(以下「見積り」という。)を行います。
2項 見積り方法は原則としてメールのみとします。
3項 見積りを行ったときは、次の事項を記載した見積書をメールにて申込者に発行します。
1 申込者の氏名又は名称、住所
2 荷受人の氏名又は名称、住所
3 荷物の受取日時及び引渡日
4 運賃等の合計額、内訳及び支払方法
4項 見積料は請求しません。
5項 当店は、見積りの際に内金、手付金等を請求しません。
6項 当店は、見積り時に申込者に対して、この約款を提示します。(見積りメール内にリンクを記載いたします)

第3章 運送の引受け

第3条(引受拒絶)
1項 当店は、次の各号の1に該当する場合には、引越運送の引受けを拒絶することがあります。
1 運送の申込みがこの約款によらないものであるとき 。
2 運送に適する設備がないとき。
3 運送に関し申込者から特別の負担を求められたとき 。
4 運送が法令の規定又は公の秩序若しくは善良の風俗に反するものであるとき。
5 天災その他やむを得ない事由があるとき。
2項 荷物が次に掲げるものであるときは、当該荷物に限り引越運送の引受けを拒絶することがあります。
1 現金、有価証券、宝石貴金属、預金通帳、キャッシュカード、印鑑等荷送人において携帯することのできる貴重品
2 火薬類その他の危険品、不潔な物品等他の荷物に損 害を及ぼす恐れのあるもの
3 動植物、ピアノ、美術品、骨董品等運送に当たって特殊な管理を要するため、他の荷物と同時に運送することに適さないもの
4 申込者が第8条第1項の規定によるその種類及び性質の申告をせず、又は同条第2項の規定による点検の同意を与えないもの

第4条(連絡運輸又は利用運送)
1項 当店は、荷送人の利益を害しない限り、引き受けた荷物の運送を他の運送機関と連絡して、又は他の貨物自動車運送事業者の行う運送若しくは他の運送機関を利用して運送することがあります。
第5条(単身BOX便の受注)
1項 単身BOX便は荷送人のメールによるお申込み後、当店よりの電話確認をもって初めて正式に受注されるものとします。
2項 電話確認が取れないまま引越し当日になった場合、当店のスタッフが現場に伺うことはできません。また、そのことに対し当店は一切の責任を負わないものとします。
3項 受注完了後、当店からメールによる受注控えが送信されます。この内容は、運送当日の確認に利用される可能性がありますので、必ずプリントアウトして手元に置いてください。
4項 控えを送信後に何らかの変更が生じた場合、当店より再度受注控えが送信されますので、運送当日は最新の控えをご参照ください。

第4章 荷物の受取

第5条(荷物の受取を行う日時)
1項 当店は、見積書に記載した受取日時に荷物を受け取ります。

第6条(荷造り)
1項 荷送人は、荷物の性質、重量、容積、運送距離等に応じて、運送に適するように荷造りをしなければなりません。
2項 当店は、荷物の荷造りが運送に適さないときは、荷送人に対し必要な荷造りを要求し、又は荷送人の負担により必要な荷造りを行います。
3項 前2項の規定にかかわらず、当店は荷送人からの申込みに応じて、荷送人の負担により必要な荷造りを行います。

第7条(荷物の種類及び性質の確認)
1項 当店は、荷物を受け取る時に、第4条第2項各号に掲げる荷物、貴重品(第4条第2項第1号及び第3号に掲げるものを除く。)、壊れやすいもの(パソコン等の電子機器を含む。第24 条第2項において同じ。)、変質若しくは腐敗しやすいもの等運送上特段の注意を要するものの有無並びにその種類及び性質を申告することを荷送人に求めます。
2項 当店は、前項の場合において、その種類及び性質につき荷送人が告げたことに疑いがあるときは、荷送人の同意を得て、その立会いの上で、これを点検することができます。
3項 当店は、前項の規定により点検した場合において、荷物の種類及び性質が荷送人の申告したところと異ならないときは、このために生じた損害を賠償します。
4項 第2項の規定により点検した場合において、荷物の種類及び性質が荷送人の申告と異なるときは、点検に要した費用は荷送人の負担とします。

第8条(単身BOX)
1項 当店は、見積り書の内容に基づいて、単身BOXへ荷物を積載するものとします。
2項 単身BOXに荷物が入りきらない場合、荷送人は単身BOXを追加するか、積める分だけ(以下積み切りという)とするか選択できます。
3項 単身BOX追加については、エリア・配車状況によってはお待ちいただく若しくは不可能な可能性があります。
4項 荷送人の見積書による申告と実際の荷物量が大きく違う場合、当店は現場の判断で積み切り扱いとできるものとします。

第5章 荷物の引渡し

第9条(荷物の引渡しを行う日)
1項 当店は、見積書に記載した引渡日に荷物を引き渡します。また、荷物受取時に、引渡日時を荷送人又は荷受人に対して通知します。

第10条(荷受人が不在の場合の措置)
1項 荷受人が見積書に記載した引渡日に引渡先に不在のおそれのある場合には、あらかじめ荷送人に対し、荷 受人に代わって荷物を受け取る者(以下「代理受取人 」という。)の氏名及び連絡先の申告を求めます。
2項 荷受人が見積書に記載した引渡日に不在であった場合には、当該代理受取人に対する荷物の引渡しをもって荷受人に対する引渡しとみなします。

第11項(引渡しができない場合の措置)
1項 当店は、荷受人又は代理受取人(以下「荷受人等」という)を確知することができないとき、又は荷受人等が荷物の受取を怠り若しくは拒んだとき、若しくはその他の理由によりこれを受け取ることができないときは、遅滞なく荷送人に対し、相当の期間を定め荷物の 処分につき指図を求めます。
2項 前項に規定する指図の請求及びその指図に従って行った処分に要した費用は荷送人の負担とします。

第12条(引渡しができない荷物の処分)
1項 当店は、相当の期間内に前条第1項に規定する指図がないときは、荷物を倉庫営業者に寄託し又は供託し若しくは競売することがあります。
2項 前項の規定による処分を行ったときは、遅滞なくその旨を荷送人又は荷受人に対して通知します。
3項 第1項の規定による処分に要した費用は、荷送人の負担とします。
4項 当店は、第1項の規定により競売したときは、その代価の全部又は一部を運賃等並びに指図の請求及び競売に要した費用に充当し、不足があるときは、荷送人にその支払を請求し、余剰があるときは、これを荷送人に交付し、又は供託します。

第6 章 指 図

第13条(指 図)
1項 荷送人は、当店に対し、荷物の運送の中止、返送、転送その他の処分につき指図をすることができます。
2項 前項に規定する荷送人の権利は、荷受人に荷物を引き渡したときに消滅します。

第14条(指図に応じない場合)
1項 当店は、運送上の支障が生ずるおそれがあると認めるときには、前条第1項の規定による荷送人の指図に応じないことがあります。
2項 当店は、前項の規定により指図に応じないときは、遅滞なくその旨を荷送人に通知します。

第7 章 事 故

第15条(事故の際の措置)
1項 当店は、荷物の全部の滅失を発見したときは、遅滞なくその旨を荷送人に通知します。
2項 当店は、荷物の相当部分の滅失又は全部若しくは相当部分のき損を発見したとき、又は荷物の引渡しが見積書に記載した引渡日より遅延すると判断したときは、遅滞なく荷送人に対し、相当の期間を定め荷物の処分につき指図を求めます。
3項 当店は、前項の場合において、指図を待ついとまがないとき、又は当店の定めた期間内に指図がないときは、荷送人の利益のために、当店の裁量によって運送の中止又は運送経路若しくは運送方法の変更その他の適切な処分をします。
4項 当店は、前項の規定による処分をしたときは、遅滞なくその旨を荷送人に通知します。
5項 第2項の規定にかかわらず、当店は運送上の支障が生ずると認める場合には、荷送人の指図に応じないことがあります。
6項 当店は、前項の規定により指図に応じないときは、遅滞なくその旨を荷送人に通知します。
7項 当店は、荷物の一部の滅失又はき損を発見したときは、荷送人の指図を求めずに運送を続行した上で、遅滞なくその旨を荷送人に通知します。

第16条(危険品等の処分)
1項 当店は、荷物が危険品等他の荷物に損害を及ぼすおそれのあるものであることを運送の途上で知ったときは、荷物の取卸しその他運送上の損害を防止するための処分をします。
2項 前項に規定する処分に要した費用は、荷送人の負担とします。
3項 当店は、第1項の規定による処分をしたときは、遅滞なくその旨を荷送人に通知します。

第17条(事故証明書の発行)
1項 当店は、荷物の滅失、き損又は遅延に関し、証明の請求があったときは、荷物を引き渡した日(滅失のときは見積書に記載した引渡日)から1年以内に限り、事故証明書を発行します。
第8 章 運 賃 等

第18条(運賃及び料金)
1項 運賃及び料金並びにその適用方法は、当店が別に定める運賃料金表によります。
2項 運賃及び料金並びにその適用方法は、営業所その他の事業所の店頭に掲示します。
3項 当店は、申し込みを受けた運送に附帯するサービスを行ったときは、これに係る料金を収受します。

第19条(運賃等の収受)
1項 当店は、荷物を受け取るときに見積書に記載された支払方法により、荷送人から運賃等を収受します。
2項 当店は、次の事項を記載した請求書に基づき運賃等を請求します。
1 運賃等の請求相手方の氏名又は名称、住所及び電話番号
2 発送地及び到達地の地名、地番及び連絡先電話番号
3 運賃等の合計額及びその内訳(運賃等の内容ごとに 区分してわかりやすく記載します。)
4 当店の名称、住所、電話番号及び問い合わせ窓口電話番号
5 その他運賃等の収受に関し必要な事項
3項 前項各号について、当店は見積書に記載した内容に準拠して記載します。ただし、見積りを行った後に当該内容に変更が生じた場合は、当該変更に応じて所要の修正を行います。
4項 前項ただし書の場合において、変更が生じた結果、実際に要する運賃等の合計額が見積書に記載した運賃等の合計額と異なることとなった場合の修正については、次の各号に基づき行います。
1 実際に要する運賃等の合計額が見積書に記載した運賃等(以下「見積運賃等」という。)の合計額より少ない場合実際に要する運賃等の合計額及びその内容に修正します。
2 実際に要する運賃等の合計額が見積運賃等の合計額を超える場合荷送人の責任による事由により見積運賃等の算出の基礎に変化が生じたときに限り、実際に要する運賃等の合計額及びその内容に修正します。
5項 当店は、第1項の規定にかかわらず、荷物を引き渡した後に荷送人等から運賃等を収受することを認めることがあります。この場合においては、第2項から前項までの規定を準用します。

第20条(事故等と運賃、料金)
1項 当店は、第13条第1項の規定により処分をしたときは、その処分に要する運賃、料金その他の費用を収受し、並びに当店が既に行った運送及びこれに附帯するサービスに要した運賃等を収受します。
2項当店は、第15条第2項及び第3項の規定により処分をしたときは、事故等が荷送人の責任による事由又は荷物の性質若しくは欠陥により生じた場合に限り、その処分に要する運賃、料金その他の費用を収受します。
3項 当店は、荷物の一部の滅失若しくはき損又は遅延が生じた場合において申込みに係る運送を続行した場合は、運賃等の全額を収受します。
4項 当店は、第15条第1項に規定する荷物の全部の滅失又は同条第2項に規定する荷物の相当部分の滅失又は全部若しくは相当部分のき損が生じた場合は、当該事故が荷送人の責任による事由又は荷物の性質若しくは欠陥により生じた場合に限り、当店が既に行った運送及びこれに附帯するサービスに要した運賃等を収受します。
5項 第1項、第2項及び第4項の場合において、当店が既にその荷物について運賃等の全部又は一部を収受している場合には、第1項、第2項又は第4項の規定により当店が収受することとしている金額に充当し、余剰があるときは払い戻します。(解約手数料又は延期手数料等)

第21条
1項 当店が、解約手数料又は延期手数料を請求する場合は、その解約又は受取日の延期の原因が荷送人の責任によるものであって、解約又は受取日の延期の指図が見積書に記載した受取日の前日又は当日に行われたときに限ります。ただし、第3条第7項の規定による確認を行わなかった場合には、解約手数料又は延期手数料を請求しません。
2項 前項の解約手数料又は延期手数料の額は、次の各号のとおりとします。
1 見積書に記載した受取日の前々日に解約又は受取日の延期の指図をしたときは見積り書に記載の額の30%
2 見積書に記載した受取日の前日に解約又は受取日の延期の指図をしたときは見積り書に記載の額の50%
3 見積書に記載した受取日の当日に解約又は受取日の延期の指図をしたときは見積り書に記載の額の100%
4 解約の原因が荷送人の責任による場合には、解約手数料とは別に、当店が既に実施し、又は着手した附帯サ ービスに要した費用(見積書に明記したものに限る。)を収受します。
5 お振込み手数料は荷送人負担となります。 
3項 第1項ただし書の規定は、前項の費用の収受について準用します。

第9 章 責 任

第22条(責任と挙証等)
1項 当店は、自己又は使用人その他運送のために使用した者が、荷物の荷造り、受取、引渡し、保管又は運送に関し注意を怠らなかったことを証明しない限り、荷物その他のものの滅失、き損又は遅延につき損害賠償の責任を負い、速やかに賠償します。

第23条(免責)
1項 当店は、次の事由による荷物の滅失、き損又は遅延の損害については、損害賠償の責任を負いません。
1 荷物の欠陥、自然の消耗
2 荷物の性質による発火、爆発、むれ、かび、腐敗、変色、さびその他これに類似する事由
3 ストライキ若しくはサボタージュ、社会的騒擾その他の事変又は強盗
4 不可抗力による火災
5 予見できない異常な交通障害
6 地震、津波、洪水、暴風雨、地すべり、山崩れその 他の天災
7 法令又は公権力の発動による運送の差止め、開封、没収、差押え又は第三者への引渡し
8 荷送人又は荷受人等の故意又は過失
9 荷受が不可な荷物(ノートパソコン等)を特別に輸送した場合

第24条(責任の特別消滅事由)
1項 荷物の一部の滅失又はき損についての当店の責任は、荷物を引き渡した日から14日以内に通知を発しない限り消滅します。
2項 前項の規定は、当店がその損害を知って荷物を引き渡した場合には、適用しません。

第25条(損害賠償の額)
1項 当店は、荷物の滅失又はき損により直接生じた損害を賠償します。
2項 当店は、遅延により生じた損害については、次の各号の規定により賠償します。
1 見積書に記載した受取日時に荷物の受取をしなかったとき受取遅延により直接生じた財産上の損害を運賃等の合計額の範囲内で賠償します。
2 見積書に記載した引渡日に荷物の引渡しをしなかったとき引渡遅延により直接生じた財産上の損害を運賃等の合計額の範囲内で賠償します。
3 第1号及び第2号が同時に生じたとき受取遅延及び引渡遅延により直接生じた財産上の損害を運賃等の合計額の範囲内で賠償します。
3項 前項の規定にかかわらず、当店の故意又は重大な過失によって荷物の受取又は引渡しの遅延が生じたときは、当店はそれにより生じた損害を賠償します。

第26条(時効)
1項 荷物の滅失、き損又は遅延についての当店の責任は、荷受人等が荷物を受け取った日から1年を経過したときは、時効によって消滅します。
2項 前項の期間は、荷物の全部が滅失した場合においては、見積書に記載した引渡日からこれを起算します。
3項 前二項の規定は、当店がその損害を知っていて荷受人等に告げなかった場合には、適用しません。

第27条(連絡運輸又は利用運送の際の責任)
1項 当店が他の運送機関と連絡して、又は他の貨物自動車運送事業者の行う運送若しくは他の運送機関を利用して運送を行う場合においても、運送上の責任は、この運送約款により当店が負います。

第28条(荷送人又は荷受人等の賠償責任)
1項 荷送人又は荷受人等は、自らの故意若しくは過失により、又は荷物の性質若しくは欠陥により当店に与えた損害について、損害賠償の責任を負わなければなりません。ただし、荷送人又は荷受人等が過失なくしてその性質若しくは欠陥を知らなかったとき、又は当店がこれを知っていたときは、この限りではありません。

令和元年11月2日 改定
平成17年6月20日 制定